<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇21日◇ヘルシンキ・アイスホール◇男子ショ…
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇21日◇ヘルシンキ・アイスホール◇男子ショートプログラム(SP)
【ヘルシンキ=松本航】第2戦中国杯9位の山本草太(25=MIXI)は、81・09点で7位スタートとなった。冒頭の4回転-3回転の連続トーループは成功させたものの、4回転を予定していたサルコーは3回転に。トリプルアクセル(3回転半)も着氷が乱れるなどして得点が伸び悩み「悔しい演技になってしまった」と振り返った。
山本は、9月に腰痛を発症。練習にも制限がかかる中、「ギリギリを攻め」た練習で来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場を最大目標に調整を進めてきたが、この日は納得の演技には至らず。「アクセルなんかでミスってたら、もう目標なんかにしてんじゃねえよって自分で思う」と厳しい言葉を口にし「まずは、今日感じた課題をしっかりとフリーで修正して出し切りたい」と気持ちを切り替えた。
首位はアダム・シャオイムファ(フランス)で92・50点。第4戦NHK杯王者の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)は88・16点で3位につけている。
フリーは、22日午後2時15分(日本時間同9時15分)開始予定。