21日に都内で開催された「箱根駅伝シンポジウム」に登壇した2024年パリ五輪(オリンピック)男子マラソン代表の小山直城(…

21日に都内で開催された「箱根駅伝シンポジウム」に登壇した2024年パリ五輪(オリンピック)男子マラソン代表の小山直城(29=ホンダ)と同1万メートル代表の葛西潤(25=旭化成)の両選手が、来年正月の箱根駅伝を現地観戦する計画を持ち出した。

今年10月の予選会で2年ぶりの本戦切符をつかんだ東農大に小山は「母校の箱根路本戦出場というのは本当にOBとしてうれしい」と気持ちを高ぶらせた。

復活を決めた後輩たちとはまだ会話できていないというが、「今回の本戦は現地に応援に行くので、その時に声をかけられたらいいかな」と発言。来年元日には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)も控えているが、「何とかもう電車に乗って、1区から5区まで行きます」。さらにゴールの大根踊りにも興味を示し、「一緒にできればいいかな」とも話した。

一方、今大会も上位争いが見込まれる創価大のOB葛西は「榎木監督は3位以上を目指していると思うので、そこは確実に行ってほしい」と期待を寄せる。司会者から現地観戦をするのかを聞かれると、葛西は「一緒に行きますか?」と先輩ランナーである小山を誘っていた。

今年9月の世界選手権東京大会を盛り上げた2人のツーショットが沿道で見られるかもしれない。