日本最高峰の格闘技イベントRIZINは21日、「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリー…
日本最高峰の格闘技イベントRIZINは21日、「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表。ともに元フェザー級王者のクレベル・コイケ(36=ブラジル)とヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)が対戦することが決定した。
クレベルは王者だった今年5月に無敗のシェイドゥラエフを挑戦者に迎えると、1回でその強打に沈みキャリア初のTKO負け。同7月には朝倉未来と再戦し、果敢にタックルを仕掛けるも切られ、判定1-2で惜敗した。ケラモフ戦で連敗ストップとなるか。
堀口恭司らが所属するアメリカン・トップチーム(ATT)で出稽古中のクレベルは、RIZINのインスタライブに出演し「ケラモフ、逃げないでください、ケガもやめてください、私、あなたボコボコにします」と宣言した。
一方のケラモフは今年11月にRIZIN初参戦となる松嶋こよみとの対戦が予定されていたが、前日計量日にウイルス性胃腸炎となり欠場。今回、仕切り直しで、クレベルとの元王者対決が決定した。
ケラモフは「まず始めに前回の試合を飛ばしてしまった事をおわびします。松嶋選手をはじめ沢山の方を失望させてしまいました。その償いは今回100%万全な状態で試合に望み、試合内容で返すことを約束します。対戦相手は自分と同じ元王者で、しかも同じくタイトルを狙っています。この試合の結果は互いの未来に大きく影響します。この強敵に対して自分の持てる全ての技術を使って勝ちに行きたいと思います。クレベルとの試合はこの大会随一のMMA技術が見られる美しいものになるでしょう」などとRIZINを通じてコメントした。