ヴィッセル神戸は22日に天皇杯連覇を懸けた決勝でFC町田ゼルビアと対戦する。21日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練…

ヴィッセル神戸は22日に天皇杯連覇を懸けた決勝でFC町田ゼルビアと対戦する。

21日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練習を行い、最終調整した。

オンライン取材に応じた吉田孝行監督(48)は「本当に決勝戦を楽しみにしているし、いい準備もしてきた。チーム全員で戦って勝ちたい」と連覇に向けて意気込んだ。

町田との戦いに向けてポイントに挙げたのは「セカンドボールあるいはロングスローを含めたセットアップレー」。攻守において町田の強みを出させないためにも「全体の共通認識を持って、自分たちが自分たちの土俵に持っていけるようにしなきゃいけない」と相手に主導権を握らせない戦いを意識した。

今大会で初めての決勝を戦う町田に対し、すでに経験している強みがあるかと問われても「アドバンテージはないと思う。逆に自分たちはより気を引き締めて、本当にチャレンジャーの気持ちでやらないといけない」と、この試合だけに集中。「自分たちにフォーカスしてやるだけ」とし、神戸らしい戦いで勝利をつかみ取る覚悟を口にした。