日本ハム細野晴希投手(22)が20日、北広島市内の球団事務所で、400万円増の推定年俸1700万円で契約更改した。2年目…

日本ハム細野晴希投手(22)が20日、北広島市内の球団事務所で、400万円増の推定年俸1700万円で契約更改した。2年目の今季は前半戦6試合に先発登板し3勝1敗、防御率1・51と好成績を残すも、後半戦は状態が上がらず2軍含め登板なし。来季目標は「まずは1年間投げ切る。多分来年もずっと中6で回ることはないと思うので、その中でしっかり1年間投げ切ったらということで、まず100イニングが目標」と掲げた。

改善点については「三振取りに行かなくてもいいという時にも狙いに行ったりしていた。そういう状況判断ができるように」。さらにフォームについても「腕が遅れて出て来るので見直せたら。上半身の回旋速度が人より速い分、肩の負担が大きくなる。1年間投げ切る目標を立てたからには、多少のデメリットを抱えてでもなおさないと」と、修正する。

年内は同学年左腕の楽天古謝と関東で合同自主トレを行い、1月はエスコンフィールドで伊藤らと自主トレを行う。今季は1学年後輩の達、福島がCSで登板していたことに「自分が投げられない悔しさは、2人を見て感じてました」。来季はシーズン最後までチームに貢献出来るよう、仕上げていく。【永野高輔】