<新日本プロレス:後楽園大会「WORLD TAG LEAGUE 2025」>20日◇東京・後楽園ホール「ワールドタッグリ…
<新日本プロレス:後楽園大会「WORLD TAG LEAGUE 2025」>20日◇東京・後楽園ホール
「ワールドタッグリーグ2025」が開幕し、エル・デスペラードと“大巨人”石川修司(50=フリー)という異色のコンビは黒星発進となった。
Aブロックのデスペ&石川は、矢野通&ボルチン・オレッグと対戦。195センチ、135キロの石川は、187センチ、120キロのボルチンと激しい肉弾戦を展開し、ボルチンをタックルで吹き飛ばす場面も。石川はさらに相手2人に強烈な膝蹴りをたたき込むなど奮闘した。
だが最後は連携面で相手に上回られた。ボルチンがデスペを担ぎ上げると、石川に向かって投げつけた。石川はデスペをキャッチしたが、背後から矢野のローブローを浴び、さらに2人まとめて丸め込まれて3カウントを奪われた。デスペが腰を痛めており、途中で巻いていたサポーターを矢野に取られてしまったのも、文字通り痛かった。
バックステージで石川が「ボルチンとやりたいってコメントで出したけど、やってみたらすごいっすね。ほんと岩みたいでした」と話すと、デスペは「最初、ボルチンと石川さんがダーンってやり始めた時に、これは俺は出る意味あるんだろうかって思いながら(苦笑)。すごかったっす。来ていただいて大正解でした」と石川をたたえた。
初戦は黒星となったが2人は「まだまだこれから逆転しましょう」(石川)「勝ちましょう、やり返しましょう」(デスペ)と声をそろえていた。