<国内女子ゴルフツアー:大王製紙エリエール・レディース>◇第1日◇20日◇愛媛・エリエールGC松山(6595ヤード、パー…
<国内女子ゴルフツアー:大王製紙エリエール・レディース>◇第1日◇20日◇愛媛・エリエールGC松山(6595ヤード、パー71)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇曇り、気温13・5度、南南西の風2・9メートル◇観衆1806人
14歳のアマチュア岩永梨花(りんか、兵庫・塚口中2年)が、ボギーなしの4バーディー、67で回って首位と2打差の4位と好発進した。
プロにまじって堂々のプレーを披露。フェアウエーキープ率は約71%、パーオン率は約83%と、ショットで最低限の仕事をし、パッティングが好調だった。
「ショットがあまり良くなかったが、2、3メートルのパターが入ってくれた」と自己評価。「グリーンの傾斜が結構ある」と、地元兵庫・尼崎市を離れた遠征先でも、集中力を切らさなかった。
9月の住友生命Vitalityレディースでプロトーナメントデビュー。わずか2打届かず予選落ちしたものの、10月の下部ツアーECCレディースでは8位でプロ顔負けの実力を証明。
姉杏奈(16)は大阪桐蔭高2年で、11月の下部ツアー明治安田レディースで史上8人目のアマチュア優勝を飾ったばかり。
2人は7月、米国での世界ジュニア選手権で岩永が13~14歳の部を、姉杏奈が15~18歳の部を制し、姉妹制覇の快挙を達成した。
9人組メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」の草川拓弥のファンという、普通の中学2年でもある岩永は「明日はスコアを崩さず、予選を通過して上にいければいい」と冷静だった。