RIZIN榊原信行CEO(61)が20日、都内で取材に応じ、16日に行われた「ONE173」で手塚裕之に2回TKO負けを…

RIZIN榊原信行CEO(61)が20日、都内で取材に応じ、16日に行われた「ONE173」で手塚裕之に2回TKO負けを喫した総合格闘家の青木真也(42)について言及した。

青木についてはもともとRIZINが、今年の大みそか大会でのホベルト・サトシ・ソウザ戦をオファー。青木も参戦に前向きになっていたが、青木とONEとの優先交渉期間中だったため、ONE側がRIZINのオファーを超える額を提示。青木と手塚の対戦が決まった経緯があった。

榊原CEOは今後、青木をRIZINで起用する可能性はあるかと聞かれると「最初のスタートアップの時に桜庭(和志)と青木が一つの時代を締めくくったと僕は思っているので。10年の時を経て青木真也のドラマを僕らがきっちりRIZINらしく、彼の生きざまを表現してあげるにはここ(大みそか大会)しかなかったんですよ」と説明。

そして可能性を完全に否定はせずに「じゃあ2026年、新しい時代を進めていく中で青木真也という選手をRIZINとして必要とするかというとなかなか厳しいかなというふうには思いますが、影響力、存在感のある選手なので全くいらないですということではないですけどね。また一期一会で何か縁があれば向き合っていきたいなと思っています。待望論がいろんな流れで生まれれば」と話した。