巨人ドラフト4位の中大・皆川岳飛(がくと)外野手(22=前橋育英)が19日、都内で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年…
巨人ドラフト4位の中大・皆川岳飛(がくと)外野手(22=前橋育英)が19日、都内で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸1000万円、背番号は39に決定。「自分のアピールポイントとして、広角に打ち分けるバッティングであったり、肩を生かした守備が持ち味。しっかりと1年目からアピールして、開幕でスタメンとして試合に出れるように頑張りたいなと思います」と抱負を述べた。
大卒ルーキー野手の開幕スタメンは現監督の21年阿部慎之助以来となる。中大の大先輩でもあるレジェンドに並ぶ快挙へ。「日がたつにつれてそういったプロ野球選手になったんだという実感が湧いてきて、夢であったプロ野球で野球をできるという喜びと、あとはここがゴールではないので、しっかりと1年目からアピールしてレギュラーとして定着できるように頑張りたいなと思います」と誓った。
水野編成本部長代理スカウト担当は「バットコントロールが非常にいい。安打製造機になってくれると信じて指名しました。守備も非常に守備範囲が広くて肩も強い選手ですので、1年目からレギュラー目指して頑張ってもらいたい」と期待する。
中大では3学年上に阪神森下翔太外野手(25)がいた。「あこがれの存在。プロ野球の舞台でも活躍しているのをテレビで見たりとかして、こういうプレーヤーになりたいなという思いが日に日に高まった中で、自分もそういう世界に足を踏み入れる。負けたくないという思いが一番あります」と決意をのぞかせる。「アピールして新人王を。その中でWBCや日本を代表するようなプレーヤーになりたい」とビジョンを描く。森下が獲得できなかった新人王を手にし、日の丸を目指していく。