阪神中川勇斗捕手(21)が19日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の540万円から倍増近い年俸1000万円でサインし…
阪神中川勇斗捕手(21)が19日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の540万円から倍増近い年俸1000万円でサインした。
アップ分の使いみちについて「家族に少しでも恩返しできれば。来シーズンはずっと1軍で勝負できるような選手になれるよう、今から作っていきたい」と表情を引き締めた。
今季1軍デビュー。捕手登録ながら打力を買われて外野で出場機会をつかみ、地元愛知のバンテリンドームでの2本塁打など、パンチ力を見せつけた。成績は25試合で2本塁打、2打点。打率2割6分8厘。
CSファイナルでは1試合にスタメン出場、日本シリーズでも代打で出場と、最後まで1軍戦力で稼働した。
印象に残るプレーには初スタメンした5月6日の巨人戦(東京ドーム)での左翼守備を挙げた。前方への飛球をダイビングでつかんだ。打撃では「やっぱりバンテリンで初ホームランを金丸投手から打ったことですね」と振り返った。
昨オフに続いてDeNA牧秀悟内野手(27)に合同自主トレを依頼している。
(金額は推定)