ドジャース大谷翔平投手(31)の今季途中のある変化をドジャースの試合実況アナウンサー、スティーブン・ネルソン氏が指摘した…
ドジャース大谷翔平投手(31)の今季途中のある変化をドジャースの試合実況アナウンサー、スティーブン・ネルソン氏が指摘したと、米経済誌フォーブス電子版など複数の米メディアが18日(日本時間19日)伝えた。
ネルソン氏は米スポーツ専門ラジオ局ESPNロサンゼルスの番組に出演。「オオタニがスタメン出場する試合を常に見ていると分かる。彼は第1打席に入るとき、必ずヘルメットのつばに手をかけて敵ベンチに礼をする」と切り出し「だがある球団、ある監督にだけ、それをするのを止めた。パドレスとマイク・シルト監督(現在は退任)に対して、パドレスの守護神スアレスが、彼の背中に100マイル(約161キロ)を投げた後から止めた」と指摘した。
それは6月19日のドジャースタジアムでの試合。9回表にドジャースの新人右腕リトルがパドレスのタティスの右手に93マイル(約150キロ)の球をぶつけて険悪な雰囲気となり、その裏に大谷が右肩裏側にぶつけられた。ベンチにいたドジャースの選手らは憤慨しさらに険悪な雰囲気となったが、大谷がチームメートらを静めるジェスチャーを送ったことで話題になった。
ネルソン氏は「彼はあの後からパドレスに礼をしなくなった。彼は、リスペクトは相互にその思いを持ってこそ成り立つものと考えている。相手が一線を越えるようなことがあれば、彼はそれに気付く」と見解を述べた。