阪神大山悠輔内野手(30)が18日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行った。昨オフ、国内フリーエージェント(FA)権…
阪神大山悠輔内野手(30)が18日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行った。昨オフ、国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留を決断。17億円プラス出来高で契約した5年契約の1年目を終え、現状維持でサインした。
3番森下、4番佐藤輝に続く5番打者としてチームを支えた今季。打率2割6分4厘、13本塁打、75打点をマークし、得点圏打率3割1分6厘はチームトップだった。それでも「優勝できたというのが一番」と話す一方で、個人としての1年間には悔しさもにじませた。
「森下、(佐藤)輝明が逆にこう僕を引っ張っていってくれるような。本当は逆だと思ったんですけど、逆にこう引っ張られる、そういうシーズンになったので。(先輩として)うれしい反面、『自分何やってんだ』という悔しさもある。やっぱり良かったシーズンでもありますし、良くなかったシーズンでもある。本当、どっちの感情もあるシーズンだったので。もっとやらないといけないなという風に思ったところはあります」
球団初のセ・リーグ連覇がかかる来季。「前回(24年も)連覇というところを目指して達成できなかった悔しさは今もあるので。でも来年、そういうチャンスを今年自分たちでつかむことができた。今度はその連覇っていう目標をしっかり自分たちでつかみ取れるように」と力を込めた。(金額は推定)