バルセロナは17日、22日にホームで行われるスペインリーグ第13節ビルバオ戦をSpotifyカンプ・ノウで開催することを…

バルセロナは17日、22日にホームで行われるスペインリーグ第13節ビルバオ戦をSpotifyカンプ・ノウで開催することを発表した。

バルセロナは23年6月にSpotifyカンプ・ノウの全面改修工事を開始したが、当初の予定よりも完成が大きくずれ込み、昨季までの2シーズン、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを本拠地にしてきた。

今季開幕後、最初のホームゲームとなった9月14日のスペインリーグ第4節バレンシア戦を、収容人数の約4分の1の2万7000人にまで減らし、Spotifyカンプ・ノウで開催する予定だったが、バルセロナ市役所の承認を得られなかった。これにより、今季最初の2試合を練習場併設のエスタディ・ヨハン・クライフで戦った後、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスに戻っていた。

そしてクラブは17日、バルセロナ市役所から収容人数を4万5401人まで増加して試合を行う許可を得て、ビルバオ戦をSpotifyカンプ・ノウで開催することを発表した。

一方、欧州チャンピオンズリーグに関してはすでに必要条件を満たしており、来月9日のフランクフルト戦をSpotifyカンプ・ノウで開催するための最終確認を待っている状況にあるとのことだ。

バルセロナが最後にSpotifyカンプ・ノウで試合を戦ったのは、23年5月28日に行われた22・23年シーズンのスペインリーグ第37節マジョルカ戦。そのため、実に2年半ぶりにホームスタジアムに戻ることになる。

バルセロナはSpotifyカンプ・ノウ復帰戦に向け、会員向けにチケットの先行販売を開始したが、最低価格が199ユーロ(約34825円)と非常に高額であることをスペイン各紙に指摘されている(※チケットの価格は一般向け。会員は2割引)。(高橋智行通信員)