米大リーグ通算35勝、35セーブの投手で、元近鉄レフトウィッチ投手の実父、トム・ティマーマン氏が死去したと16日(日本時…
米大リーグ通算35勝、35セーブの投手で、元近鉄レフトウィッチ投手の実父、トム・ティマーマン氏が死去したと16日(日本時間17日)、タイガースが発表した。85歳だった。死因などは不明。
ティマーマン氏は南イリノイ大から60年にタイガースと契約。マイナーリーグ暮らしが長く、69年にメジャーに昇格した。70年に球団記録を更新する61試合に登板し、27セーブを挙げるなど救援投手として活躍。72年に先発に転向すると、8勝を挙げた。73年にインディアンスにトレードで移籍し、74年限りで引退。メジャー通算では228試合に登板し、35勝35敗35セーブと、同じ数字が並んだ。通算奪三振は315だった。
ティマーマン氏は、98、99年に近鉄でプレーし、NPB通算7勝を挙げたフィル・レフトウィッチ投手の実父としても知られる。レフトウィッチ氏はエンゼルスでメジャー通算9勝17敗の実績があり、親子2代でメジャーリーグの舞台に立っていた。レフトウィッチ投手はメジャー通算34試合に登板し、NPB通算登板も34試合だった。
レフトウィッチ氏は69年にティマーマン氏がメジャーに昇格する寸前に生まれたが、幼いうちに養子として親権を移されていた。