阪神が、パイレーツのカム・デバニー内野手(28)と契約合意に至ったと、米ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙のコリン・ビーズ…

阪神が、パイレーツのカム・デバニー内野手(28)と契約合意に至ったと、米ピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙のコリン・ビーズリー記者が16日、自身のX(旧ツイッター)に投稿した。

右投げ右打ちの強打者。今季の3Aでは103試合で101安打、20本塁打。8月にメジャーデビューを果たし、14試合で打率1割3分9厘、1打点。遊撃を守れる守備力もあり、加入となれば効果的な補強になりそうだ。

   ◇   ◇   ◇

今季の阪神は球団史上最多の外国人11人を抱えていた。

ただし、野手の支配下登録はラモン・ヘルナンデス内野手(29)1人だけだった。代打やバックアップ的な役割を担い、47試合で打率2割2分9厘、1本塁打、8打点。来季の去就は未定となっている。

遊撃と左翼以外のレギュラー陣が固定され、それぞれ円熟期を迎えている一方で、バックアップの増強は来季への明確な課題になっている。

育成契約で1年目を終えたジーン・アルナエス内野手(23)、スタンリー・コンスエグラ外野手(25)とは契約更新の予定。

投手は7月に加入したラファエル・ドリス(37)の残留が確定済み。先発で活躍したジョン・デュプランティエ(31)とは契約更新を目指した交渉中とみられる。

◆カム・デバニー 1997年4月13日生まれ、米ニューハンプシャー州出身。イーロン大学から19年ドラフト15巡目でブルワーズに指名。23年にロイヤルズ、今年7月にパイレーツに移籍し、8月31日にメジャーデビュー。9月3日のドジャース戦で初安打。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。