ソフトバンク宇野真仁朗内野手(19)が16日、みずほペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸500万円で…

ソフトバンク宇野真仁朗内野手(19)が16日、みずほペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸500万円でサインした。高卒1年目の今季は5月17日に2軍デビューし、10試合で打率3割9分1厘。高打率を残していたが、7月に右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、9月には左手首を手術した。苦難続きだった1年は「思い通りにいくシーズンではなかったんですけど、本当に大きい1年だった。ここに来て良かったなと思える1年ではありました」と総括した。

今後は来年2月までリハビリ組の管轄で動く。上半身が使えないため、下半身強化に励む日々を送ったが、近日中にスローイングを再開する。「年内にはある程度できるようにはなっている予定ではあります」と年内の打撃練習再開も見えてきた。

早実から24年ドラフト4位で入団した。2度の手術がありながら球団は来季も支配下選手として契約。「1軍でやってもらわなきゃ困るということだと思う。本当に必死にやっていくしかないかなと思います」と目の色を変えた。(金額は推定)