フィギュアスケート女子北京五輪銅メダルの坂本花織選手(25)=シスメックス=が16日、「神戸マラソン2025」(神戸市…
フィギュアスケート女子北京五輪銅メダルの坂本花織選手(25)=シスメックス=が16日、「神戸マラソン2025」(神戸市役所前~大蔵海岸折り返し~神戸ハーバーランド)のスペシャルアンバサダーとして、神戸市役所前のスタート地点でランナーを応援した。
斎藤元彦兵庫県知事、久元喜造神戸市長、トラッキー、ラッキーとともにスターター台に登壇し、午前9時のスタートから約30分間、2万人のランナーを激励した。「いつも自分が動いて手を振る側なのでこういうのは初めて。目が追い付かないみたいな。頑張っている人を見ると自分もすごいパワーをもらえるのでいい機会になりました」と話した。
今季限りの現役引退を表明している坂本。ランニングについては「昔は走るのが好きだったので全然苦痛じゃなかったんですけど、年々ちょっと…」と苦笑いしながら「いきなり42キロは負担が大きいので、5キロや10キロなどに出る機会があれば」と引退後の出走にも興味を示した。
今月7日にはGPシリーズ第4戦のNHK杯で2連覇を達成して、GPファイナル進出(12月4~6日・名古屋)が決定。ミラノ・コルティナ五輪代表切符が大きく近づく次戦に向けて「去年はショートでミスが出て出遅れた。今年はショートもフリーもしっかりそろえて、自信を持ってできるようにしたい」と見据えた。