<ラグビーテストマッチ・リポビタンDツアー2025:日本23-24ウェールズ>◇15日(日本時間16日)◇プリンシパリテ…
<ラグビーテストマッチ・リポビタンDツアー2025:日本23-24ウェールズ>◇15日(日本時間16日)◇プリンシパリティースタジアム(ウェールズ・カーディフ)
世界ランク12位のウェールズが、同13位の日本から劇的勝利を収めた。
前半6分にSOダン・エドワーズ(22)のトライで先制しながら、日本が一時13人の時間帯に追加点を奪えず、7-7で折り返した。後半は日本の反則につけ込み、2トライを追加。21-23で迎えた43分、途中出場のジャロッド・エヴァンズ(29)がPGを決めて逆転勝利を果たした。
フッカーのフッカーのデヴィ・レイク主将(26)は「自分たちをこれだけ追い込んだ日本も素晴らしいプレーだった。称賛したい」とたたえ、「最後まで粘り強く頑張った自分たちが勝った」と誇った。
前半の苦戦には「チャンスを生かすことができず、ボールを動かすことができなかった。イエローカードのアドバンテージを生かせなかった」と反省を口にした。
NO8オリー・クラックネル(31)は「とても難しかった。日本はコンスタントにスピードのある試合を仕掛けてきた。本当にタフな試合だった」と振り返った。
12月3日に27年W杯抽選会を控える中、世界ランクが1つ下の日本に勝利。7~12位が振り分けられ、より有利な組み分けとなる「バンド2」をキープした。ただ「あまりそこには集中しないように、1つ1つ積み重ねていく思いを込めてプレーしている」と明かした。