<明治神宮大会:名城大3-2杏林大>◇大学の部◇2回戦◇15日◇神宮初出場の杏林大(関東5連盟)が延長10回タイブレーク…
<明治神宮大会:名城大3-2杏林大>◇大学の部◇2回戦◇15日◇神宮
初出場の杏林大(関東5連盟)が延長10回タイブレークのサヨナラ負けで初勝利の夢が絶たれた。
先発の松本悠希投手(4年=細田学園)が真っすぐを軸に7回5安打無失点に抑え後ろにつなげたが、継投策が実らず力尽きた。松本は「最後に打たれた古宇田(烈)は1年生。これからもある。古宇田で負けたら仕方ない」と、後輩を思いやり「自分の成長を実感できた。負けた悔しさはあるけど、後悔はありません」と、胸を張った。
今秋、新東京大学野球リーグ初優勝に、関東地区大学野球選手権大会優勝と、創部40年目にして次々と新しい歴史を作ってきた。24年1月に同校監督に就任した前立大の溝口智成監督(57)は「チームとしてベストを尽くした結果。杏林大の歴史をつくった選手たちに敬意を表したい」と、選手たちをたたえた。