MLB公式サイトは14日、前日に3年連続4度目のMVPに輝いたドジャース大谷翔平投手(31)の特集記事を掲載し「1931…
MLB公式サイトは14日、前日に3年連続4度目のMVPに輝いたドジャース大谷翔平投手(31)の特集記事を掲載し「1931年の投票開始から1世紀近くが経過したMVPで、大谷は歴史的な領域に突入した」と、数々の記録を紹介した。
3年連続は歴代最多762本塁打のバリー・ボンズが01年から4年連続で獲得して以来、2人目の快挙。記者30人全員から1位票を集める満票での選出はここまで24度あるが、複数回は今回が4度目だった大谷ただ1人であると伝えた。
昨年の時点で両リーグでの受賞はレッズとオリオールズで1度ずつ受賞したフランク・ロビンソン以来2人目だったが、エンゼルス時代の2度と合わせ、両リーグでの複数回受賞は史上初。2年連続でMVPと世界一を同時に達成したのは75、76年の好打者ジョー・モーガン(レッズ)以来、史上2人目だった。
また、同サイトはド軍の来季3連覇に向けて取り組むべき「5つの課題」を特集。先発陣では大谷が来季開幕からローテ入りが見込まれ、山本、スネル、グラスノーまでの4人はローテ確定とし、今季と同様の6人ローテなら枠はあと2つ。佐々木、シーハン、ストーン、ライアンが候補に挙がり「この4人の起用法が課題。先発投手は貴重なためトレードの駒にするか、ローテから漏れた投手を救援で起用する可能性もある」とした。この他にもブルペン陣の補強、外野事情、ラッシング捕手の起用法、トップ有望株の扱いを課題に挙げた。