10月の箱根駅伝予選会で個人トップに輝いた山梨学院大のブライアン・キピエゴ(3年=カプカテット)が、渾身(こんしん)のモ…
10月の箱根駅伝予選会で個人トップに輝いた山梨学院大のブライアン・キピエゴ(3年=カプカテット)が、渾身(こんしん)のモノマネを披露した。
5日に都内で開かれたアシックスジャパンによる新製品イベント「ASICS×EKIDEN Meetup~あの日々を、強さにかえていけ。~」に登壇した。
クロストークセッション前のクイズゲームの時だった。レースや練習中に2008年北京オリンピック(五輪)陸上男子マラソン代表の大崎悟史監督からもらう「お決まりのフレーズ」についての問題が出された後に、正解例を見せた。
「イイヨ!!」
留学生ランナーの一発芸を期待したのか。静寂に包まれた会場でキピエゴは恥ずかしそうに、指揮官のフレーズを全力パフォーマンス。会場は笑いに包まれた。
「山梨学院大で走るため」に来日したケニア人ランナーは、来年1月の箱根駅伝では昨年同様、エース区間の2区を希望区間に挙げる。夏場のケニアでのトレーニング中には家族にも会い、「TRY YOUR BEST(最善を尽くせ)」とエールをもらった。
総合23位だった昨年の箱根路では2区で区間9位と苦しんだ。「1番競争が厳しい区間だと考えているし、外国人選手も多い。私は自分自身を信じていますので、最善を尽くすだけ」と巻き返しを誓った。