M&Aベストパートナーズ(MABP)の選手兼監督で、「3代目山の神」こと、青学大出身・神野大地(32)が自身のインスタグ…

M&Aベストパートナーズ(MABP)の選手兼監督で、「3代目山の神」こと、青学大出身・神野大地(32)が自身のインスタグラムを更新。4月から本格始動したチームが3日の東日本実業団対抗駅伝で6位に食い込み、初の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)出場を決めたことについて、喜びの言葉をつづった。

「みんなで勝ち取った、ニューイヤー駅伝への出場権。この瞬間は、誰ひとり欠けても掴めなかった。それぞれが信じて積み重ねてきた努力。支えてくれた仲間、スタッフ、そして応援してくれたファンの力。すべてがひとつになって掴んだ結果です」

2023年12月、製造、建設、不動産、医療・ヘルスケア、物流、ITに特化したM&A仲介を行う企業が陸上部を発足。プロランナーとして活動していた神野が「プレイングマネジャー」となった。昨年からスカウト活動を始め、ようやく今年4月から10選手がそろい、本格スタートさせた。神野自身の故障やメンバーの不調なども重なった時期もあったが、「『熱意が結果を変える』 この言葉を信じて、どんな苦しい日も前を向いてきました。」

SNSや動画サイトを駆使したファン獲得の戦略や選手の実績に応じた報酬システムを整え、「新たな実業団の形」も作り上げてきたという。

本来、27年開催のニューイヤー出場を見据えていたが、結果は1年早まった。

神野も「これからも、自分たちらしく。地道に、そして愚直に、挑戦を続けていきます。マーヴェリック(チームの愛称)らしく、胸を張って次の舞台へ。まだ始まったばかりの物語。これからも、仲間と共に歴史を刻みながら、新しいチームの形を創っていきます」と、さらなる高みを目指す。

東日本の最終7区では、中川雄太(22)がゴールすると「やったぞ!!」と連呼し、仲間と喜び合っていた神野。「新しいチームに飛び込む勇気を持ってくれた選手たちに、心から感謝。そして、そんな仲間たちと共に掲げた目標を達成できたことが本当に嬉しい。この瞬間を、一生忘れません」。監督として選手として、最高の仲間とともに正月の上州路を駆け抜ける。