＜東日本実業団対抗駅伝＞◇3日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース（7区間74・6キロ）青学大出身で…

＜東日本実業団対抗駅伝＞◇3日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース（7区間74・6キロ）

青学大出身でGMOインターネットグループのルーキー、3区太田蒼生（23）は、区間9位とほろ苦デビューとなった。

2区テモイ・マイケルから2位に7秒リードでタスキを受けたが、10キロ過ぎに優勝したロジスティードの四釜峻佑とサンベルクス吉田響に捕まり、そのまま首位争いから脱落。トップから25秒差の3番手でつなぎ、「後半失速してしまったのが悔しい」と振り返った。

昨年は箱根3区、今年の同4区ではいずれも日本人最高記録をマークし、青学大の総合2連覇に貢献。GMO加入後は2度の国際マラソンにも出場し、マラソンランナーとして力を蓄えている。

すでに来年の東京マラソンへの出場意欲も示しているが、ニューイヤー駅伝まではチームに帯同し、駅伝に備えている予定という。

初めて挑む実業団での駅伝シーズンに「学生駅伝よりもレベルが高いと思うので、ニューイヤーに向けて修正と強化していきたい」と切り替えた。