<東日本実業団対抗駅伝>◇3日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース(7区間74・6キロ)来年元日の全…

<東日本実業団対抗駅伝>◇3日◇熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース(7区間74・6キロ)

来年元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた東日本実業団対抗駅伝は、ロジスティードが3時間31分24秒で初優勝を決めた。

1区から順に、富田峻平-ギデオン・ロノ-四釜峻佑-藤本珠輝-海老沢憲伸-村松敬哲-平林清澄の配置で挑んだ。

8番手から3区四釜が区間賞の好走で一気に首位に浮上。4区藤本は区間2位、5区海老沢、6区村松も首位をキープし、独走状態に持ち込んだ。最後は国学院大出身のルーキー平林がゴールした。

快挙へ導いた別府健至監督(59)は「チームの目標は3位だったが、うまく流れれば勝てるんじゃないかとひそかに感じていた。大きなブレーキなく、スピードを落とさない駅伝を今後もやっていきたい」と来年の正月へ、手応えを口にした。

優勝のゴールテープを切り、実業団駅伝デビューを飾った平林は「結構ドキドキだったが、やっぱり最後はしっかりとゴールテープを切ろうと決めていた。『駅伝では平林がいれば大丈夫』と言われるような選手になっていきたい」と話した。