2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の前日会見が1日、名古屋市内で行われた。10月の出雲駅伝2位と健闘した…

2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の前日会見が1日、名古屋市内で行われた。

10月の出雲駅伝2位と健闘した早大の花田勝彦監督(54)は「先頭の景色」と書いたフリップを見せ、「ようやく優勝を目標に掲げられるチームになってきたので、それをさらに確実なものにする上での大会にしたい」と3冠達成した2010年以来の全日本制覇に向け、上位争いを誓った。

早大は1区から順に間瀬田純平(4年=鳥栖工)-鈴木琉胤(1年=八千代松陰)-堀野正太(1年=須磨学園)-吉倉ナヤブ直希(2年=早実)-小平敦之(3年=早実)-伊藤幸太郎(4年=春日部)-山口竣平(2年=佐久長聖)-工藤慎作(3年=八千代松陰)を配置。「(13人中)10名に関しては誰が走ってもいけるようなメンバーはそろえられたかなと思う」と指揮官は語る。

出雲2区で9人ごぼう抜きした山口智規(4年=学法石川)は補欠に回っているが、「調子は非常にいいので、またどこかのゲームチェンジャー的な役割になると思う」と当日変更も明言した。【泉光太郎】

◆全日本大学駅伝 8区間(106・8キロ)を舞台に、全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時30分までが期限となる。