2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の前日会見が1日、名古屋市内で行われ、2018年以来の優勝を目指す青学…
2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の前日会見が1日、名古屋市内で行われ、2018年以来の優勝を目指す青学大の原晋監督(58)は「朝日にかける大作戦」を発令した。
司会者からの問いに「そろそろ(マラソン界のレジェンドの)瀬古(利彦)さんから『やめろ』と言われておりますが…」と話すも、会見場にいた本人の前で渋々にフリップを用意。
作戦名の由来は、主催社の朝日新聞社、テレビ朝日から取ったが、補欠に回っているマラソン学生記録保持者のエース黒田朝日(4年=玉野光南)からも着想を得たという。
「黒田朝日に1人に背負わせるわけではなく、朝日が走りやすい位置で渡す。全員が勝負ごとに懸ける思いで」と終盤起用予定のエースまでの1人1人の走りに期待を寄せた。
また、補欠に回っていた小河原陽琉(2年=八千代松陰)の当日変更も明言し「しっかり(黒田と)2人で駆け抜けてほしい」とし、最後には「朝日新聞社、万歳ってことで」と話した。
7年ぶり3度目を目指す青学大は1区から順に神邑亮佑(1年=八千代松陰)-荒巻朋熙(4年=大牟田)-宇田川瞬矢(4年=東農大三)-塩出翔太(4年=世羅)-佐藤有一(4年=拓大一)-飯田翔大(2年=出水中央)-鳥井健太(3年=清風)-平松享祐(3年=中部大一)を配置している。
◆全日本大学駅伝 8区間(106・8キロ)を舞台に、全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時30分までが期限となる。