11月2日号砲の第57回全日本大学駅伝(午前8時10分スタート)の最終エントリーが発表された。27チームが愛知・熱田神宮…
11月2日号砲の第57回全日本大学駅伝(午前8時10分スタート)の最終エントリーが発表された。27チームが愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前の全8区間(106・8キロ)で争う。今大会の注目校を紹介する。
2018年以来の全日本制覇を目指す青学大は、全国トップクラスの選手層を誇る。
前回4区区間新記録をマークしたエース黒田朝日(4年=玉野光南)、今年の箱根駅伝で10区を務めた小河原陽琉(2年=八千代松陰)は補欠登録。当日変更策とみられる。
それでも、実力ランナーがそろっている。
1区の神邑亮佑(1年=八千代松陰)は出雲4区区間8位で3大駅伝デビューを飾り、ポテンシャルは高い。2区の荒巻朋熙(4年=大牟田)は2年前の全日本6区区間3位と好走。出雲と箱根のロードを知る4区宇田川瞬矢(4年=東農大三)は最上級生にして全日本デビューとなるか。
前回アンカーを走った塩出翔太(4年=世羅)は出雲5区を区間トップで快走。先頭を追う展開となった場合、単独走から巻き返すことも期待できる。出雲3区で3大大会デビューとなった飯田翔大(2年=出水中央)も力がある。
7区鳥井健太(3年=清風)と8区平松享祐(3年=中部大一)の上級生コンビの奮起にも期待が高まる。
前回大会は3位。3大駅伝の初戦となった出雲駅伝はまさか7位と原晋監督が発令した「ばけばけ大作戦」は不発に終わった。箱根駅伝3連覇を見据え、V字回復の足掛かりとなるか。