東日本実業団対抗駅伝は11月3日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース(7区間74・6キロ)で2…

東日本実業団対抗駅伝は11月3日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース(7区間74・6キロ)で28チーム(オープン参加の混成2チームを除く)で争われ、上位12位までの企業チームが、26年元日に行われる「ニューイヤー駅伝」への出場権を得る。

9月の世界選手権東京大会で活躍したランナーを筆頭に今年も激戦が予想される。正月の上州路を懸けたレースの展望をする。

前回、ニューイヤー駅伝準優勝のホンダは、世界選手権マラソン代表の小山直城や5000メートル代表の森凪也が中心となりそう。中央学院大出身の吉田礼志は箱根駅伝2区を経験している有力な新人ランナーだ。

前回優勝チームで本戦4位入賞のGMOインターネットグループには世界選手権マラソン代表で日本歴代3位のタイムを持つ吉田祐也に加え、1月の箱根駅伝優勝メンバーの太田蒼生や鶴川正也の青学大出身者が力強い。

本戦5位だったSUBARUは、世界選手権男子3000メートル障害で8位入賞の三浦龍司の走りに注目。同8位の富士通は1万メートル日本記録保持者の塩尻和也を擁す。ルーキーには駒大で元エース格だった篠原倖太朗も加わった。プロランナー転向のため退部したマラソン日本記録保持者の鈴木健吾の穴を埋められるかもポイントとなりそうだ。

創価大で箱根2区の日本人歴代最高記録を持つサンベルクスの吉田響、昨シーズンに国学院大の大学2冠に貢献したロジスティードの平林清澄などルーキー勢の走りにも注目だ。