J1のサンフレッチェ広島が、シーズン終盤のホームゲームでの来場者プレゼントを発表した。対象試合のチケットはプラチナ化の…

 J1のサンフレッチェ広島が、シーズン終盤のホームゲームでの来場者プレゼントを発表した。対象試合のチケットはプラチナ化の様相を呈しており、来場者プレゼントにもお宝化の予感が漂っている。

 今シーズンのJ1は例年以上の混戦が続いている。首位の鹿島アントラーズが少しずつ差を広げるかに見えたが、前節はガンバ大阪と引き分けた。2位のヴィッセル神戸浦和レッズに敗れて鹿島に肉薄とはいかなかったが、2位に浮上した京都サンガF.C.柏レイソル、神戸が勝点5差で鹿島を追っている。

 そして、頂点をつかめるかの瀬戸際にいるのが、5位のサンフレッチェ広島だろう。鹿島とは残り5試合で、7ポイント差。負けられない試合が続くことになる。

 ピッチ上で奮闘する選手たちを後押ししようと、クラブも必死だ。11月9日の第36節浦和戦、12月6日の第38節湘南ベルマーレ戦を、今季を締めくくる「FINAL SERIES 2025」と銘打ち、盛り上げを図っている。

 そして、ファンの心には、すでに火がついているようだ。10月8日にはプレミアム会員を対象に先行販売がスタートしたのだが、わずか数時間で対象チケットが売り切れてしまった。この事態にはSNS上で、「す、凄い人気!」「はやっ! 一般販売前どころか、レギュラー会員ですら買えない」「えぐしゅぎ〜!」などの声が上がっていた。

 このようにプラチナ化しているチケット同様、お宝化しそうなものがある。当日配られる来場者プレゼントである。

 チケット販売開始を前に、クラブは浦和戦と湘南戦のビジターゲートを除く先着2万5000人に渡すオリジナルタオルのデザインを発表。選手たちの凛々しい姿がプリントされたタオルは、2試合それぞれ違うデザインになっている。

■「タオルって正方形なん?」

 エディオンピースウィング広島は、観客席数は2万8520席で、来場者プレゼントはビジターゲートを通る人以外、ほぼ全員にいきわたるように思える。だが、来場そのものが“狭き門”となれば、話は別だろう。その凛々しいデザインも相まって、ファンの「欲しい」という欲求は、さらに燃え上がっているようだ。

「さすがにカッコよすぎる」
「いいデザインだねぇ」
「あ〜 ホシィー!」
「タオルって正方形なん?」
「オリジナルタオルを2試合でそれぞれ先着25000名にプレゼントって、来場者ほぼ全員では」

 浦和戦はプレミアム会員対象のもの以外も、販売が順次スタートする。激戦を後押しする権利を得る熱い戦いは、すでに始まっている。

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