今年のスプリンターズSでは杉山晴紀調教師がルガル(牡5)で連覇に挑む。そこで90年のGI昇格以降、連覇を達成した5人…
今年のスプリンターズSでは杉山晴紀調教師がルガル(牡5)で連覇に挑む。そこで90年のGI昇格以降、連覇を達成した5人の調教師を紹介する。
1人目は境勝太郎元調教師だ。「サクラ」の名馬で数々のGIを制した名伯楽。93〜94年のスプリンターズSをサクラバクシンオーで連覇している。同馬は種牡馬としても大成功を収め、キタサンブラックの母の父としても知られている。2人目は安田隆行元調教師。11年のカレンチャン、12〜13年のロードカナロアで史上唯一の3連覇を達成。他にもダッシャーゴーゴーやトウカイミステリーを管理し、当時は「安田短距離王国」の全盛期だった。そして3人目は尾関知人調教師だ。16年、17年とレッドファルクスで連覇。ただ、3連覇を目指した18年は残念ながら10着に終わった。
4人目は藤沢和雄元調教師だ。厩舎の主戦を務めたC.ルメール騎手とともに、19年のタワーオブロンドン、20年のグランアレグリアで連覇を決めた。そして直近の5人目は池江泰寿調教師。22年に8番人気のジャンダルムで自身初のスプリントGI制覇を達成すると、23年にママコチャで連覇。ともにGI初制覇だった。