就任1年目でリーグ制覇を成し遂げた阪神・藤川球児監督(C)Getty Images プロ野球の阪神は9月7日の広島戦(甲…

就任1年目でリーグ制覇を成し遂げた阪神・藤川球児監督(C)Getty Images
プロ野球の阪神は9月7日の広島戦(甲子園)に2-0で勝利。4連勝で2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。
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就任1年目の藤川球児監督が胴上げで5回、宙を舞った。創設90周年の節目の年。新任の指揮官が優勝を飾るのは、球団初の快挙だった。
まさかのハプニングを乗り越えた。1点リードの5回先頭。先発の才木浩人が、広島8番・石原貴規への初球149キロのストレートが抜け、頭部を直撃。危険球退場を宣告され、甲子園が静まり返った。
緊急登板したのは湯浅京己。送りバントで二進を許したが、中村奨成、サンドロ・ファビアンをそれぞれ内野フライに仕留め、拳を握った。
打線は2回に高寺望夢、6回に近本光司が、しっかり犠飛を打ち上げた。この2得点を3番手・桐敷拓馬以降も、しっかり守り抜いた。
「9・7」のリーグ優勝は、1990年の巨人の9月8日を塗り替え、2リーグ制後の史上最速。藤川阪神が新たな歴史を打ち立て、歓喜のゴールテープを切った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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