元プロ野球選手の「大魔神」こと佐々木主浩オーナーが所有するシヴァース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、京成杯オータムハ…
元プロ野球選手の「大魔神」こと佐々木主浩オーナーが所有するシヴァース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
シヴァースは父モーリス、母ヴィブロス、母の父ディープインパクトの血統。母は16年の秋華賞と17年のドバイターフの覇者。伯父のシュヴァルグランは17年のジャパンC、伯母のヴィルシーナは13年と14年のヴィクトリアマイルを制している。また、いとこのブラヴァスとディヴィーナも重賞勝ち馬。いずれも佐々木オーナーと友道厩舎の黄金タッグだった。
ここまで11戦4勝。3歳春はきさらぎ賞がタイム差なしの3着、アーリントンCが0秒7差の9着で、クラシック出走は果たせなかった。それでも夏に戦線復帰すると着々と地力強化。3走前の夢洲Sを制し、待望のオープン昇級を果たした。前々走のしらさぎSでは自身初の2桁着順となる10着に大敗したが、終始行きたがっていたので参考外。前走の関屋記念では決して展開が向いたとはいえない中、0秒2差の5着に食い下がっているので、タイトルは手が届くところにある。
佐々木オーナーにとって7頭目の重賞ウイナーとなれるか。秋の大舞台に向けて、弾みがつくレースを期待したい。