地域おこし協力隊として和歌山県・熊野エリアで活動する元自転車ロードレーサー、唐見実世子(@miyokokarami)が8…

地域おこし協力隊として和歌山県・熊野エリアで活動する元自転車ロードレーサー、唐見実世子(@miyokokarami)が8月12日にインスタグラムを更新した。

唐見実世子は、「体調イマイチ」だった先週を乗り越え、涼しい朝の空気に誘われてフィールドワークに出かけたと綴った。主に白浜町の南部を「フラフラ」と散策できたことを喜ぶように語っている。

投稿画像には「ゆうびん」と刻まれた橋のモニュメントなど古風な意匠が映り、自然と歴史が調和する白浜の風景が静かに広がっている。軽やかな語り口の裏には、アスリートだったころの鋭い感受性と、今は地域の風土を体で感じる暮らしの豊かさがにじむ。

レースで培った身体感覚と地域への愛着が交差する唐見実世子のフィールドワーク。かつての競技者が、今は地域の記憶と風景を大切に歩む"旅人"となった。それは、心と身体をやさしく整える時間でもある。これからも彼女のペースでつむがれる熊野の物語に、目が離せない。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部