坂本のささやかな気遣いが話題を呼んでいる(C)産経新聞社 中日ドラフト1位ルーキー、金丸夢斗が登板10試合目にして、よう…

坂本のささやかな気遣いが話題を呼んでいる(C)産経新聞社

 中日ドラフト1位ルーキー、金丸夢斗が登板10試合目にして、ようやくプロ初勝利をあげた。

 8月7日の阪神戦(バンテリン)に先発した金丸は8回116球を投げ、6安打6奪三振、3失点で自身初勝利。

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 これまでは打線の援護がなかなか得られなかったことも注目を集めていたが、この試合は猛打爆発。1番起用のブライト健太が2本の二塁打を含む4安打の猛打賞、新助っ人のマイケル・チェイビスの来日2号が飛び出すなど、阪神投手陣から今季最多タイの8得点とルーキーの背中を押した。

 また試合の中では虎の正捕手が見せた優しさにも注目が集まった。

 中日が1点をリードして迎えた2回2死の場面。打席に入った金丸が装着していた右ひじのエルボーガードの留め具の一部が外れてしまうワンシーンがあった。

 付け直そうとするが、なかなかできず、すると、阪神側の捕手、坂本誠志郎が装具の使い方を優しくレクチャー。金丸は無事、再びエルボーガードを装着することができ、打席に向かったのだ。

 このシーンを目撃した両軍ファンはすぐさまXなどSNS上で反応。「坂本さん優しい 金丸くんのプロテクター手伝ってくれてありがとうございます」「肘当てが上手く着けられない時に真っ先に助け船出してあげてる さすが過ぎる!!気が利きすぎる!」「優しさが全方位すぎる」「良い人すぎるやろ」など、称賛の言葉が相次いだ。

 今や虎の正妻、坂本といえば球宴でもヤクルトのマスコット、つば九郎を全セのベンチに迎え入れるなど、日頃から様々な方面に目配り、気配りが効くことで知られている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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