第107回全国高校野球選手権大会（朝日新聞社、日本高校野球連盟主催）の開会式が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり…
第107回全国高校野球選手権大会（朝日新聞社、日本高校野球連盟主催）の開会式が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、愛知代表の豊橋中央の選手らが元気よく行進した。
暑さ対策のため、初めて午後4時から始まった開会式。前日のミーティングでは「しっかり腕を振って足を上げる」と決めたという。砂田隆晴主将（3年）は「高校生が憧れる、一番いいグラウンド。たくさんお客さんが入っていて、ワクワク感がすごかった」。
校名のプラカードを手に選手20人を先導したのは、西宮市立西宮高校の熊谷藤乃さん（2年）。校内のオーディションで選ばれた。両親と兄が観客席から見守る中で大役を果たし、「選手たちがめっちゃ元気に『イチ、ニー』と掛け声を出してくれて、緊張がほぐれました」と笑顔だった。
チームは第6日（10日）の第4試合で日大三（西東京）と対戦する。砂田主将は「このグラウンドを全力で駆け回りたい」と気持ちを高めていた。（松本敏博）
