「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

阪口 皓亮(北海高・投手)
さかぐち・こうすけ
右投左打 186㎝80㎏ 1999年8月15日

甲子園での3回3分の1・打者19人・58球で運命を大きく切り拓いた186センチ右腕。リリースから捕手のミットまでラインを描く最速148キロのストレートに、130キロ後半のカットボールと110キロ前後のカーブを操る。昨夏はベンチ外もサポートメンバーとして甲子園に帯同。初戦の松山聖陵戦までには190センチ右腕・アドゥワ誠(広島)を仮想した打撃投手を務めたことも。仮想ドラフト指名右腕から一年、自らがドラフト候補選手になった。

阪口は大阪府大阪市大正区出身。市立三軒家東小2年時に三東ベアーズで軟式野球を始め、市立大正東中では大正ボーイズで投手兼外野手。チームメイトに同じくプロ志望届を提出している比嘉賢伸(盛岡大付高)がいる。

高校は北海道・北海を縁策。当時の体重は55㎏と今以上の細身だったが、地道に身体づくりを積み、2年春には公式戦登板。最上級生になると左腕・多間隼介との2枚看板で北海のマウンドを守ることになり、旧チームの甲子園準優勝によって出場権を得た「希望郷いわて国体」でもサヨナラ負けを喫した木更津総合(千葉)戦で2番手として7回3分の0を投げ3失点という結果を残している。

最後の夏、南北海道大会では2季連続札幌地区敗退に終わった悔しさを振り払うかのように多間との両輪で活躍。阪口は札幌地区予選から通じ7試合に登板し、5試合に先発。準々決勝の函館大有斗戦では7回3分の2を8奪三振1失点で封じ、2対1での勝利に貢献している。

最も注目を浴びる舞台でベストパフォーマンスを見せる辺りはプロに必要な要素を十分に持っている阪口。次は「将来性」以上のものを見せるために。さらなる探究の舞台は日本最高峰のステージへと移る。