【MLB】ドジャース 1ー18 アストロズ(7月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)【映像】155キロが直撃…相手投手がう…

【MLB】ドジャース 1ー18 アストロズ(7月4日・日本時間5日/ロサンゼルス)

【映像】155キロが直撃…相手投手がうずくまる様子

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。3回裏の第2打席で強烈なピッチャー返しの打球を放ち、相手投手がマウンドでうずくまる一幕が。強烈打球が直撃し、スタジアムが騒然する場面が見られた。

 この試合のアストロズ先発・マクラーズは、怪我明けで今季から先発復帰した技巧派の右腕。一方、ドジャースはカスペリアスがマウンドに上がるも、パレデスとアルテューベに本塁打を浴びるなど3回までに6失点。5点ビハインドとなり、反撃の狼煙を上げたいドジャースは、大谷の打撃に注目が集まった。

 スライダーなど多彩な変化球で揺さぶる投球を持ち味とするマクラーズを大谷は過去の対戦で苦手としてたが、カウント1―1から低めナックルカーブをうまく合わせると、155キロの強烈な打球はマクラーズの足元を強襲した。

 瞬時にジャンプしてボールを避けようとしたマクラーズだったが、打球は左のかかと付近に直撃。空中に舞い上がったボールをショートのデュボンが捕球してアウト判定に。大谷はボールがグラウンドにバウンドした判断して一塁を駆け抜けたが、めったに見られない“珍事”に見舞われてしまった。

 強烈な打球を受けたマクラーズは、アウト判定を確認するとマウンドでうずくまり、首脳陣やチームメートが駆け寄って状況を確認する事態となった。幸いにもボールが当たったのスパイクの硬い部分のかかとだったため続投したが、一歩間違えば大事故のシーンだった。

 この場面にSNS上では「こんな打球が飛んできたらビビるわ」「大丈夫?」「かかとに当たってよかった」「痛そう」「めちゃ怖いだろうな。大丈夫そうでよかった」「これでピッチャーのリズムが狂ったね」など、さまざまな反響が巻き起こった。

 なお、この直後のマクラーズは、ベッツとフリーマンに連続ヒットを許すも後続を断って6回までを1失点に抑える好投を見せた。一方のドジャースは投手陣が投壊し、6回には3番手・デービスが1イニング10失点を喫した。これは1999年4月以来の記録となり、試合は1−18で大敗。今季ワーストの大量失点に本拠地のファンは静まり返っていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)