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6月16日、東アジアスーパーリーグ(EASL)が3人制バスケットボールリーグである「BIG3」と戦略的パートナシップを結んだことを発表した。
この提携はバスケットボールという競技面にとどまらず、「文化交流」も促進し、東アジア地域全体に新たなバスケットボール体験を広げることを目的とする。
EASLとは東アジアにおけるプロバスケットボールのチャンピオンズリーグで、チャイニーズ・タイペイ、日本、韓国、フィリピン、香港、マカオのトップリーグで優勝・準優勝を果たしたクラブが集結し、東アジア最強のクラブチームを決定。
2023―2024シーズンでは千葉ジェッツが、2024―2025シーズンでは広島ドラゴンフライズが優勝を果たしていて、日本チームが2年連続で東アジアの頂点に立った。日本からの出場枠が増えた2025―2026シーズンでは。宇都宮ブレックス、琉球ゴールデンキングス、そしてアルバルク東京の出場が決定しており、日本勢による3連覇へ挑むことになっている。
一方「BIG3」とは、2017年にアメリカの有名ラッパーであるアイス・キューブ氏が設立した世界最高峰の3人制バスケットボールリーグだ。NBAのOBなど数多くのスター選手が参加していて、今シーズンも8度のオールスター出場やNBA優勝経験もあるドワイト・ハワードや4度のオールスター出場を誇り長年NBAに在籍していたポール・ミルサップなど往年のスター選手が目白押しだ。
今回の締結に先立って創設者であるアイス・キューブ氏は「BIG3は人々のバスケットボール体験を変えるために作られた」と語っていて、「この提携がBIG3の未来を切り拓く舞台となり、来年アジアでの開催が待ちきれない」と期待を寄せている。
またEASLのCEOであるヘンリー・ケリンズ氏は「BIG3は異なるレベル、スタイル、エネルギーをバスケにもたらす」と話し、「この提携を通じてファンは新鮮でよりリアルな体験を見ることになるでしょう」と新たなゲームの可能性を示唆した。
【動画】2025 BIG3 第1集ゲームハイライト