B1の仙台89ERSは5月23日、越谷アルファーズから退団することが公表されていた井上宗一郎と、2025-26シーズンの新規…

 B1の仙台89ERSは5月23日、越谷アルファーズから退団することが公表されていた井上宗一郎と、2025-26シーズンの新規選手契約に合意したと発表。背番号は越谷時代と同じ「75」に決まった。

 7日に26歳の誕生日を迎えた井上は、201センチ105キロの体格を誇るパワーフォワード。福岡大学附属大濠高校在籍時にライジングゼファー福岡、筑波大学在籍時に三遠ネオフェニックスの特別指定選手としてプレーした。2021年12月にプロ契約でサンロッカーズ渋谷へ入団。2023-24シーズンに越谷へ移籍すると、2024-25シーズンは57試合に出場し、1試合平均7分44秒のプレータイムで2.1得点1.0リバウンドを挙げた。

 また、世代別を含めた日本代表経験があり、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場。直近では2月に行われた「FIBAアジアカップ2025 予選」(Window3)のメンバーにも招集されていた。

 同日に仙台の指揮官に就任することがしたダン・タシュニーヘッドコーチは、「彼は我々にサイズとビッグマンポジションでの高いシュート力をもたらしてくれます。彼の強靭さはとても魅力的であり、これから選手としてベストを迎えるところだということも知っています。彼の加入は我々のラインナップに多くの可能性をもたらし、チームに独自のアドバンテージを生み出してくれると思います」と、新加入する井上に期待。

 新天地が決まった井上は、「このチームで新たなチャレンジができることを本当にうれしく思っています。仙台の熱いファンのみなさまと一緒に盛り上がっていけたら最高です!自分の強みであるスリーポイントや、泥くさいプレーでもチームに貢献できるように頑張ります」と、意気込みを口にした。

【動画】井上宗一郎の今季プレーハイライト映像