5月20日、B2東地区の福井ブローウィンズは、自由交渉選手リストに公示されていた田渡修人と、継続契約に合意したことを発表した…

 5月20日、B2東地区の福井ブローウィンズは、自由交渉選手リストに公示されていた田渡修人と、継続契約に合意したことを発表した。

 現在35歳の田渡は、185センチ79キロのシューティングガード。JBL時代のリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でプロキャリアをスタートすると、bjリーグの浜松・東三遠フェニックス(現三遠ネオフェニックス)、サンロッカーズ渋谷を経て、2023-24シーズンから当時B3だった福井に移籍した。

 福井では1年目からB2昇格に貢献し、今シーズンは主にベンチからリーグ戦50試合に出場。1試合平均3.2得点を挙げ、42.3パーセントの高い3ポイント成功率をマークした。

 田渡は5月9日付けで契約解除し自由交渉選手リストに公示されていたが、再び福井と契約。クラブを通じて次のようにコメントした。

「次のシーズンも福井ブローウィンズで戦います。僕は2年前にとても強い覚悟を持って福井県にきました。目標の一つである、最短でB1に昇格する。それが達成できず、申し訳ない気持ちと自分への情けなさから何も考えることができない日が続きました。しかし、福井県にプロスポーツチームを根付かせる。ブローウィンズを通して地域を盛り上げる。僕にできること、僕にしかできないことがたくさんあるのではないかと思いました。ブローウィンズは設立してまだ2年です。これから何十年も愛されるチームになれるように、今シーズンより強い覚悟を持ち先頭に立ってチームを引っ張ります。最後に、どんな時も“最高”の声援を送ってくださる皆さん。皆さんの声援はBリーグNo.1です。本当に最高ですよ。愛しています。今シーズンも田渡修人とともにとてつもない旋風を巻き起こしましょう!!もう泣かない!!!でわ」

【動画】田渡修人のシーズンハイ!2月9日・奈良戦ハイライト映像