5月15日(現地時間14日)にターゲット・センターで「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス準決勝第5戦が行わ…

 5月15日(現地時間14日)にターゲット・センターで「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス準決勝第5戦が行われ、6位のミネソタ・ティンバーウルブズが7位のゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。最大リード25点を第4クォーターに9点差まで詰め寄られたものの、121-110で逃げきった。

 2年連続のウェスタン・カンファレンス決勝進出を果たしたウルブズは、ジュリアス・ランドルがチーム最多29得点に8リバウンド5アシストをマーク。そして、前半は6得点にとどまっていたアンソニー・エドワーズが5本の3ポイントシュートを含む22得点に7リバウンド12アシスト3ブロックを挙げた。

 NBAによると、エドワーズは24歳の誕生日を迎える前にプレーオフで通算1000得点を記録した史上6人目の選手に。コービー・ブライアント氏(ロサンゼルス・レイカーズ)、トニー・パーカー氏(サンアントニオ・スパーズほか)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)に続いた。

 ジョージア大学出身で、「NBAドラフト2020」の1巡目全体1位でウルブズから指名された23歳のシューティングガードにとって、2021-22シーズンから4シーズン連続のプレーオフ。ウェスタン・カンファレンス決勝に駒を進めた前年の16試合を含め、37試合の出場で1015得点(平均27.4得点)を積み上げた。

 若きエースが率いるウルブズは、レブロンやルカ・ドンチッチ、八村塁などを擁するレイカーズとの1回戦を4勝1敗で突破。ウォリアーズとの準決勝ではホームでの初戦に敗れながら、4連勝を飾って再び4勝1敗でシリーズを制した。1984年以来では、6位シードがカンファレンス決勝に出場するのは5チーム目。1984年のサンズ、1989年のシカゴ・ブルズ、1995年のヒューストン・ロケッツ、2024年のインディアナ・ペイサーズに続き、快挙を果たした。カンファレンス決勝ではオクラホマシティ・サンダーvsデンバー・ナゲッツのシリーズ勝者と激突する。

【動画】ジュリアス・ランドルとアンソニー・エドワーズがチームをけん引