ボクシングの大橋ジムは15日、DANGANプロモーションと共催するヘビー級トーナメント「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」の組み合わせを発表した。16選手が参加し、総重量は1・5トンという肉弾戦で、優勝賞金は100…
ボクシングの大橋ジムは15日、DANGANプロモーションと共催するヘビー級トーナメント「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」の組み合わせを発表した。16選手が参加し、総重量は1・5トンという肉弾戦で、優勝賞金は1000万円。「フェニックスバトル136」(5月27日、後楽園ホール)で1回戦を行い、7月8日に準々決勝、9月26日に準決勝、11月に決勝が行われる。大橋ジムの大橋秀行会長は開催発表の際、「ヘビー級は選ばれた者しか出られない階級。激しい試合で目の離せない試合になると思う。このトーナメントをきっかけに、もっとヘビー級が盛り上がっていけば」と期待を込めた。
日本ジム所属では13選手が参戦し、帝京高サッカー部出身の大沼ケン(角海老宝石)、キックボクシングRISE出場経験のある武中秀武(大鵬)ら7選手がデビュー戦に臨む。また、2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト石井慧のボクシングデビュー戦の相手を務めた高山秀峰(スパイダー根本)、K-1出身の星龍之介(大橋)ら話題性のある選手も出場する。
▽1回戦の組み合わせ
高山秀峰(スパイダー根本)=182センチ/92キロ。4勝(3KO)1敗。「優勝して、井上尚弥選手の高いチケットを買うために貯金したい」
マハンハイリー・ヌールタイ(中国)=1勝(1KO)
ヤン・バクス(八王子中屋)=186センチ/125キロ。プロデビュー。「パン屋さんを開いている奥さんのために頑張りたい」
ロン・ウィルバーン(レイS)=186センチ、1敗。
アンドリュー竹原ジュニア(M・T)=186センチ/98キロ。3勝(2KO)3敗。「2月に42歳になった。高齢になるが、ボクシングをやりたくて戻ってきたので絶対勝ちたい」
松田尚之(ARITOMI)=184センチ/98キロ。プロデビュー、アマ1勝1敗。「デビュー戦から注目してもらえてうれしい。ワクワクするような試合をして優勝したい」
武中秀武(大鵬)=185センチ/105キロ。プロデビュー、キック2勝(2KO)。「思い切ったヘビー級らしい試合をしたい」
筒井涼太(パンチアウト)=175センチ/92キロ。プロデビュー、アマ8勝7敗。「ボクシングは小学生から大学まで続けていて、最後に形にしたかった。優勝したい」
中野ムーサ(DANGAN)=187センチ/98キロ。プロデビュー、アマ5勝1敗。「1試合1試合しっかり勝って優勝できるように頑張りたい。両親に恩返ししたい」
イケメンディーケイ(スパイダー根本)=184センチ/100キロ。1勝2敗。元プロレスW-1練習生。「まずは初戦突破したい。スピードとパワーに自信がある」
下プー毅(ナックルスポーツ)=175センチ/104キロ。1敗。「サラリーマンをしながら試合している。ヘビー級の戦いは命がけだが、一戦一戦大事に戦いたい」
ジョーダン・チャールズグリーン(琉球)=191センチ。プロデビュー。
大沼ケン(角海老宝石)=191センチ/100キロ。プロデビュー、帝京高サッカー部出身。「全試合自分が納得する内容で勝ちたい」
フセイン・ロットフロ(天熊丸木)=183センチ。プロデビュー、アマ7勝5敗。
ジアイー・フワング(中国)=186センチ。1勝(1KO)
星龍之介(大橋)=182センチ、98キロ。1勝(1KO)、キック5勝(5KO)2敗。元K-1。「日本にはこんなにも強い重量級ボクサーがいるんだと見せたい。しっかり優勝したい」