ロサンゼルス・レイカーズはウェスタン・カンファレンス3位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ第1ラウンドでミネソタ・ティン…

 ロサンゼルス・レイカーズはウェスタン・カンファレンス3位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ第1ラウンドでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦することが決まった。

 レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、ウルブズについて「とても難しい相手」とした上で、次のようにコメントしている。

「ここ最近、彼らはどのチームにも劣らない良いプレーをしている。オフェンスとディフェンス両方(のレーティング)でトップ10に入っている4チームのうちのひとつでもある。彼らは、僕たちにとって対処が難しい課題をたくさん持っているんだ」

 ウルブズのオフェンシブ・レーティング(100回の攻撃における平均得点を計測した指標)はリーグ8位の115.7、ディフェンシブ・レーティング(100回の守備における平均失点を計測した指標)はリーグ6位の110.8をそれぞれマークしている。レイカーズのオフェンシブ・レーティングは115.0(リーグ11位)、ディフェンシブ・レーティングは113.8(リーグ17位)であることから、この指標においてはウルブズに軍配があがっている。

 また、レイカーズは今シーズンにおけるウルブズとの対戦戦績を2勝2敗としている。なお、ルカ・ドンチッチ加入後の対戦は1試合のみであり、その試合はレイカーズが111-102で勝利を収めている。一方、その試合でウルブズはルディ・ゴベアとジュリアス・ランドルという2人の主力選手を欠いていた。両チームがフルメンバーで対戦した実績がない点について、レディックは次のように語り自信を見せた。

「僕たちは、ウルブズの各選手の役割をおよそ理解できている。それに、彼らも僕たちの各選手がもつ役割をだいたいわかっているだろう。だから、フルメンバーでお互いが対戦している映像がなくても、それはたいした問題ではないよ」

 今シーズン、ヘッドコーチとして新人のレディックはレギュラーシーズンを50勝32敗で終え、プレーオフに臨む。ドンチッチとレブロン・ジェームズというリーグを代表するスター選手を擁するチームを率い、プレーオフをどこまで勝ち進めることができるか。

 レイカーズとウルブズのプレーオフ第1ラウンドは、4月20日(現地時間19日)に初戦を迎える。