打線は俺たちが引っ張る!阪神の森下翔太外野手(24)と前川右京外野手(21)が14日、15日に先発するヤクルト・奥川撃ちに意気込んだ。2人は今年すでに右腕を攻略している。3月18日のオープン戦(神宮)で森下は適時二塁打を含む2打数2安打、…

 打線は俺たちが引っ張る!阪神の森下翔太外野手(24)と前川右京外野手(21)が14日、15日に先発するヤクルト・奥川撃ちに意気込んだ。2人は今年すでに右腕を攻略している。3月18日のオープン戦(神宮)で森下は適時二塁打を含む2打数2安打、前川も二塁打をマークした。

 森下は、「初回でしっかり点を取れれば」と気合。今後の対戦を見据えて「やりづらい印象は与えていきたい」と話し、「才木さんが頑張っている中、野手が点を取れないことが続いていたのでカバーしたい」と、今季まだ勝ち星のない右腕の援護に意気込んだ。

 松山坊っちゃんスタジアムは大学時代に何度か訪れており、「やり慣れてるというか、見慣れてはいますね」と親しみがある。12日の中日戦では4打数無安打2三振だっただけに、「自分自身の状態を上げる意味でも、いいきっかけになれば」とも話した。

 甲子園での指名練習に参加した前川も「開幕投手でいい投手なので、結果を残せるように。今日も練習できたので、打てるように」と打倒・奥川に燃える。「1から5番の打順の球を見て、打ちにいく球を決めたい」とイメージを膨らませた。

 直近は2戦連続マルチ安打。「良くなる方向になりつつあるんで、途切れさせないようにやりたい」と初めて訪れる松山での快音を誓った。1週間前はヤクルトに2戦2敗と苦杯をなめさせられた。若き主力の2人がバットで白星を導く。