チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、イングランド代表MFコール・パーマーの退団を心配していないと語った。イギリス『イブ…
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、イングランド代表MFコール・パーマーの退団を心配していないと語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。
今シーズン、新たにマレスカ監督を招へいしたチェルシーは開幕から徐々に調子を上げると、昨年12月にはプレミアリーグで2位に浮上。一時はトップ4どころかタイトルレースへの参戦も期待されていた。
しかし、チームは年末から急失速。プレミアリーグ直近10試合は2勝3分け5敗と惨憺たる成績であり、順位は7位にまで下降してしまっている。
それでも上層部からの信頼厚いマレスカ監督の立場は安泰とされているが、チームの主力選手の去就については不安も。MFコール・パーマーなどの高い評価を得ている選手が、チャンピオンズリーグ(CL)に出られない状況を受け入れるかとの懸念は叫ばれていた。
しかし、マレスカ監督は主力の維持を確信している模様。指揮官はCL出場権の有無が補強に影響することは認めつつ、パーマーら既存選手の去就には影響しないだろうとの見方を示している。
「もし、我々がトップ4で終えて来シーズンのCL出場権を獲得できれば、補強をする際の説得材料になるだろう。だが、すでにここにいる選手たちへの説得材料?それについては必要ないと思う」
「まずは、我々がどうシーズンを終えるかについて見極めなければならない。そしてもしトップ4で終えられなかった場合に、コールがチームに満足しているのか、不満なのかを見極めることになるだろう」
「だが、私はコールが現時点で来年のことを心配しているとは思わない。彼はCLでプレーしたがっているが、自分がチームをどう助けられるか、我々がどう彼を助けられるか、そして今シーズン何度も言ったように、みんなでこのクラブを行くべき場所にどう連れて行けるかに集中している」