サッカー女子日本代表が、新体制での初陣を快勝で飾った。さまざまな形で得点を重ねたが、中でも見事な連係から奪ったゴールに…

 サッカー女子日本代表が、新体制での初陣を快勝で飾った。さまざまな形で得点を重ねたが、中でも見事な連係から奪ったゴールに称賛の声が上がっている。

 なでしこジャパンが新時代に入る。これまで女子ワールドカップ優勝に導いた佐々木則夫・現日本サッカー協会女子委員長らの下で世界一を目指してきたが、史上初めて外国籍の監督を招へい。デンマーク人のニルス・ニールセン監督とともに、再び頂点を目指して挑戦を続けていく。

 なでしこジャパンは現在、アメリカに入っている。国際大会SheBelieves Cupに出場しているのだ。

 ニールセン新体制にとっては、これが初めての大会。多くの人が注目のまなざしを向けていた。

 その初陣は最高のゲームとなった。現地時間2月20日(日本時間21日)、オーストラリアとの大会初戦に臨み、4-0で勝利したのだ。

 開始6分で田中美南が先制点を奪うなど、前後半で2ゴールずつ奪った。見事なアーリークロスから、あるいはセットプレーからと、それぞれの魅力の詰まった4得点だったが、SNSで公開されたゴールシーンでファンを特に喜ばせたのがチーム3点目だった。

■「相手にしてみたら何も出来ずにやられた感が半端ないかも」

 左サイドから崩し始め、ワンタッチのもの2本を含めてパスが小気味よくつながっていく。最後はゴールへパスするように、浜野まいかが丁寧にワンタッチシュートで仕上げた。

 このシーンを目にしたファンは、日本時間の朝ながら、いきなりテンションを上げていた。

「すごい。完璧に崩してる」
「こんなゴールが観たかった!」
「美しすぎる」
「全てがゴールに繋がるパスと動きだし、相手にしてみたら何も出来ずにやられた感が半端ないかも」
「浜野まいか忍者のような消える動きよw」
「田中選手のアシストも大きなポイント」
「プレアシストになる長谷川選手のワンタッチが最高」

 好発進したなでしこジャパンは現地時間2月23日(日本時間2月24日早朝)にコロンビアと戦い、最終戦は何度も世界大会で真剣勝負を繰り広げてきた現世界ランキング1位のアメリカと対戦する。

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