サヨナラホームランを放った秋広(C)産経新聞社 巨人の新55番、本格覚醒が期待される秋広優人が豪快な打撃を見せつけた。 …

サヨナラホームランを放った秋広(C)産経新聞社
巨人の新55番、本格覚醒が期待される秋広優人が豪快な打撃を見せつけた。
18日に行われた巨人とDeNAの練習試合(沖縄・那覇)、2点を追いかける7回一死一塁の場面、フルカウントからDeNA松本凌の変化球を捉え、右翼席に叩き込んだ。
さらに勢いは止まらない。3-3で迎えた9回裏の場面、DeNAに阪神から現役ドラフトで加わった浜地真澄の2球目、151キロを思い切って振り抜くと打球はぐんぐんと伸びて、またも右翼席に叩き込み、サヨナラホームランを放った。これには打たれた浜地も口をあんぐりとあけ、悔しそうな表情。球場内も大歓声となった。
この日は2本塁打3打点の大暴れ、9回、ダイヤモンドを1周してベンチに帰ってきた秋広には同僚ナインからも「すげーな…」と規格外の破壊力にプロの仲間に対して、思わず驚きの声も漏れていた。
左の長距離砲として本格覚醒が期待されながら、昨年は26試合で打率・261、0本塁打、1打点と一昨年に記録した10本塁打から大きく成績を落とした。阿部監督からも持前の豪快な打撃を期待される中で、見事アピールしてみせた。
チームにとっても左の長距離砲は勝利にとって必要なピースとなる。し烈さを増すポジション争いの中で引き続きの勇姿を期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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