【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島(2月16日/町田GIONスタジアム)【映像】昌子vsジャーメインの際どい転倒シーン サンフレッチェ広島のFWジャーメイン良が相手DFと競り合いながらボックス内で転倒するも、…
【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島(2月16日/町田GIONスタジアム)
サンフレッチェ広島のFWジャーメイン良が相手DFと競り合いながらボックス内で転倒するも、ファウルの笛はならず。この判定に、ファンの意見が真っ二つに分かれた。
注目のシーンは、第1節でFC町田ゼルビアと対戦した20分のことだ。スコアレスの中、広島が美しいパスワークから左サイドを攻略した。
今シーズンに磐田から加入したジャーメインは、MF川辺駿と縦のワンツーでボックス内の左に進入した。すると、追走しながら寄せてきた町田のDF昌子源と接触してボックス内で転倒。実況席から「おーっと!」という大きな声が上がり、スタジアムが騒然としたが、ホイッスルは鳴らない。主審は目の前でその接触を見たうえで、両手を広げてファウルなしのジャッジを下したのだ。
ゴール前に攻め込んでいた広島の選手たちは納得のいかない様子。実に5人の選手が同時に両手を挙げてPKをアピールする中、背番号9も倒れたまま審判の方を見る。そして、ノーファウルのジャッジを確認すると、両手を広げて異議を唱えた。しかし、その後は町田がボールを大きくクリアし、何事もなかったかのようにプレーは続いた。
スコアに大きく関係するジャッジに、ファンの意見は真っ二つ。「ファールだろ!」「これは引っかかってないか?」「PKじゃね?」というPKを主張する声と、「いやないない」「ダイブだろ?」「まぁこれじゃ取れないだろうな」というノーファウルを主張する声が上がり、SNSでは論争となった。
解説の林陵平氏はPKなしのジャッジに驚きながらも、「どうですかね。引っ掛かっているようには見えましたけどね」とコメント。さらに「主審はかなり近くで見ていましたからね」と言及した。
ジャーメインはPKを取ってもらえなかったことに悔しさを滲ませたが、77分には決勝点のキッカケとなった強烈なミドルシュートを放っており、チームの白星発進に貢献した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)