【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島(2月16日/町田GIONスタジアム)【映像】GKの手を弾く超強烈弾丸シュート  サンフレッチェ広島の決勝ゴールは、今シーズンから加入した新たなエースの左足から放たれた強烈ミ…

【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-2 サンフレッチェ広島(2月16日/町田GIONスタジアム)

【映像】GKの手を弾く超強烈弾丸シュート

  サンフレッチェ広島の決勝ゴールは、今シーズンから加入した新たなエースの左足から放たれた強烈ミドルが起点となった。こぼれ球を拾った大卒ルーキーのJリーグ初ゴールをお膳立てした躍動感あふれる一発にファンが歓喜している。

 昨シーズン2位に終わった広島の2025シーズン開幕戦は、FC町田ゼルビアとのアウェイゲームになった。1ー1の同点で迎えた77分に注目のシーンを迎える。

 FWジャーメイン良のプレスでDF中山雄太からボールを奪い、高い位置でショートカウンターを開始した広島。右サイドのMF中野就斗からの横パスを引き出した紫の新たなエースは、左足でボールをコントロールすると、そのまま左足を一閃。ボックス手前の位置で、体全体を使った躍動感あるシュートフォームから放たれたシュートは、キャッチしようとしたGK谷晃生の手を弾く。するとこぼれ球に反応した中村草太が右足を振り抜くと、ブロックに入った中山にあたりながらもゴールネットを揺らした。

 一連のゴールについて解説の林陵平氏は、「うまくジャーメインが自分でボールを奪ったところから、スピードのあるシュートで谷が前に弾いてしまった」とゴールの起点となったジャーメインのシュートを称賛。SNSのファンたちも「ジャーメインのシュートえぐいって」「弾丸シュートじゃん!!」「あのシュートは弾いちゃうよな」「すげースピードのシュートだわ」「強烈な一撃!」「こんなプレー初めて見た」「J最強」といった反応を見せている。

 またJリーグ初ゴールが貴重な逆転ゴールとなった中村について、林は「持ってますよね。体の向きもしっかり作っているし、準備ができていることでここまでシュートに持っていける。(中山の)手に当たっていますが、それがゴールに向かうのも持ってますね」と解説した。

 今シーズン、ジュビロ磐田から獲得したジャーメインと、明治大から加入した中村という、新加入コンビの活躍により広島が逆転に成功。そのまま終了のホイッスルを迎え、開幕戦を白星で飾っている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)