【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 0-0 浦和レッズ(日本時間2月15日/ノエビアスタジアム神戸)【映像】ハンド? 実際のVAR判定シーン 明治安田J1リーグの開幕節で物議を醸す「ゴール取り消し」だ。 2連覇中のヴィッセル神戸と復権を期…
【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 0-0 浦和レッズ(日本時間2月15日/ノエビアスタジアム神戸)
明治安田J1リーグの開幕節で物議を醸す「ゴール取り消し」だ。
2連覇中のヴィッセル神戸と復権を期す浦和レッズが対戦した注目カードは、互いに譲らずスコアレスで進行。迎えた81分だった。
浦和レッズは左CKからMFマテウス・サヴィオがインスイングで鋭く低いクロスを供給。ニアサイドでDFマリウス・ホイブラーテンがバックヘッドですらす。ボールはファーサイドのポストに当たり、さらにGK前川黛也がかき出すが、最後は混戦の中で浦和のMF松本泰志がDFマテウス・トゥーレルと競り合いながら押し込んだ。
歓喜に沸く浦和陣営だが、その後にVARチェックが入り、「攻撃側にハンドの可能性」と表示されて主審によるOFR(オン・フィールド・レビュー)が行なわれた。
問題となったのが、神戸の前川が手で弾いたボールがトゥーレルに胸に当たり、さらに浦和の松本の腕付近に当たったこと。その最後の瞬間が、ゴールラインの前か内かが焦点となった。解説の橋本英郎氏も、「(松本が)触ったタイミングですよね」とコメントした。
結果的には、ハンド判定でゴールは取り消しに。ホイブラーテンが最初に頭ですらした時点でもゴールラインを割ったか否か微妙だったが、橋本氏は「ハンドですか。ホイブラーテン選手のシュートの時点では、間違いなくゴールにならなかったってことですね。(ゴールラインを)超えていれば、(松本の)ハンドは関係なかったわけですし」と解説した。
ホイブラーテンのシュートも、松本の押し込みもなかなか微妙なシーンだったため、この判定はファンの間で物議に。ABEMAのコメント欄やSNSでは意見が完全に割れており、「今のVARチームはまず間違わないよ、あらゆる角度から動画確認してる」「ゴールラインを割る前にハンドだね」「レッズのハンドだね」「当たってから入ってるな・・・誤審かと思ったけど審判は正確だったかw」などの肯定派と、「誤審やろ」「開幕早々に大誤審」「あれは不可抗力だから別にハンドじゃなくない?」「いや、ゴールライン割ってからのハンドやん」「どちらにしても後ろからきたボールに対してハンドは厳しいよなあ」「ホイブラーテンのポスト跳ね返りの部分で、すでにゴールになってませんか?」などの否定派に分かれた。
この“幻のゴール”の後も、浦和も神戸も1点が奪えず、開幕節の注目カードはスコアレスドローで終わっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)